「永観堂の世界」銀座展 開催

令和元年(2019)7月11日より8月7日の間、パナソニックのギャラリー “LUMIX GINZA TOKYO” にて、写真展「永観堂の世界」を開催します。

5月1日から6月2日まで永観堂 瑞紫殿で開催し、述べ2万2千人余を動員した内容が、東京・銀座でもご覧いただける事となりました。
場所はライカの銀座ギャラリーの向かい側です。

「京都・東山の中腹から麓一帯にかけて広大な境内を有する永観堂禅林寺は、平安初期から「岩垣紅葉」として、錦秋のカエデ紅葉の美しさを現代まで保ち続けてきました。昨今、旅行者のアンケートで日本一の紅葉名所としての評価を得ています。それは単にカエデ紅葉の自然美だけではなく、東山の傾斜を利用した、輪奐な伽藍建築との調和が、類まれな風景美を生み出しているからです。また古来、春の桜花の名所として称えられてきました。加えて、カエデの新緑「青もみじ」や折々に咲く花々など、四季の移ろいの美しさ、慈愛に満ちた御本尊「みかえり阿弥陀」をはじめ諸佛像。そして厳粛に催される法要、永い時代を経て所蔵されてきた美術品など、貴重な歴史の宝庫です。
私たち三名は、御縁あって、一年半の時を掛けて当寺を訪れ、撮影させて頂きました。その結果が、一冊の写真集にまとまりました。その中から抜粋した三十六点を展示致します。また、初めて試みました高精細4K動画映像も、合わせてご覧下さい。」

水野克比古写真事務所/水野克比古・水野秀比古・水野歌夕

写真集「永観堂 禅林寺」は、見事な紅葉風景をはじめとした永観堂の四季の情景を綴った初の写真集となります。書籍から選別した36点のオリジナルプリント作品(A2サイズ32点、1800mmワイドパノラマ3点、1億8700万画素のハイレゾ画像による3000×2000mmの高精細大判プリント1点)に加えて、4K/HDR対応有機ELテレビ「VIERA(ビエラ)」を2台設置し、写真集未収録の作品群を大幅に加えたスライドショーや、高精細4Kで収録した動画作品も展示いたします。

なお、7月14日(日)と7月28日(日)は水野秀比古によるギャラリートークが行われます。午後2時からスタートし、約30分ほどかけて展示作品を解説していく予定です。

京都の寺院の写真展が、東京・銀座の写真ギャラリーで開催されるのは非常に稀かと思います。銀座へお出かけの際には是非お立ち寄りください。